東証大幅続落、311円安 1週間ぶり2万8千円割れ

 週明け13日の東京株式市場の日経平均株価(225種)は大幅続落し、全面安の展開となった。終値は前週末比311円01銭安の2万7832円96銭。10日に米シリコンバレー銀行、12日に米シグネチャー銀行とそれぞれ米銀で過去2、3番目の規模となる経営破綻が発生。米景気後退懸念から売り注文が膨らみ、約1週間ぶりに2万8000円を割り込んだ。

 投資家のリスク回避姿勢が強まり、日本の長期金利は一時約3カ月ぶりの低水準に急低下。外国為替相場も早朝に一時約1カ月ぶりの円高ドル安水準を付けるなど、大荒れの展開となった。

 東証株価指数(TOPIX)は30.59ポイント安の2000.99。

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