“サポート詐欺”男性が約2千万円被害 広島

インターネットを利用していた男性が現金をだましとられる詐欺事件が発生しました。その額約2千万円です。

被害にあったのは安佐南区に一人で暮らす80代の男性です。11日に男性が自宅のパソコンでインターネットを利用していたところ、突然、画面上に警告音とともに「ウイルスに感染した」などの表示とサポート用として電話番号が表示されました。

男性が電話をかけると海外のソフトウェア事業者の社員を名乗る男に「ネットバンキングにもセキュリティをかけないといけない」などと言われたため男性はネットバンキングのログインIDや送金に必要なワンタイムパスワードを教えました。

その後、男性が口座を確認したところ合計4回にわたって覚えのない送金履歴があり、現金あわせて1950万円がだましとられていたということです。

警察はパソコンに「ウイルスに感染した」などの表示が出たら詐欺を疑うよう呼びかけています。

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