任期満了に伴う神奈川県知事選（23日告示、4月9日投開票）に4選を目指して無所属で立候補を予定する現職の黒岩祐治氏（68）＝自民、公明、国民民主各党の県組織、連合神奈川推薦＝は13日、県庁で会見し、主要政策を発表した。あらゆる政策分野に「県民目線」で臨み、進展が見込まれるデジタル技術を最大限活用することが主眼となっている。
4期目のテーマに「県民目線のデジタル行政でやさしい社会を実現」を掲げた。その上で▽デジタル革命で重要政策を実現▽県民目線・障害当事者目線で共生社会を実現▽万全の危機管理能力で想定外の被害ゼロを実現－を目指すとした。
具体的な政策では少子化・子ども、安全安心・危機管理、産業・地域活性化、いのち・共生社会、未病改善・医療介護の5分野で計約140の政策を列挙。数値目標は設定しなかった。
