
ロアッソ熊本と熊本ヴォルターズ、火の国サラマンダーズが4月、相互に入場チケットを割り引くなど共同企画に取り組む。運営3社が13日、熊本市内で会見を開いて、発表した。
スポーツで熊本を盛り上げようと初企画。プロジェクト名は、3クラブのチームカラーにちなみ「RED RED RED KUMAMOTO」。熊本地震の復興支援として県に寄付する「赤い樽募金」も試合会場で呼びかける。
各チームが4月8、15、21日に他チームの観戦チケット提示やユニフォーム着用で観戦する入場料を半額程度割り引く。試合時間が重なる9日は各会場で、他の2チームの試合経過をアナウンスする。4月2日のロアッソホーム戦では、サラマンダーズの選手と一緒に観戦できる「サラマンダーズシート」を販売する。
ヴォルターズを運営する熊本バスケットボールの福田拓哉社長は「各競技にそれぞれの良さがあり、県民が三つのスポーツを楽しむきっかけをつくりたい」と話した。(野村拓生)