ガーシー議員「除名」 参院懲罰委で採決 15日参院本会議で正式決定

参院懲罰委員会は14日、政治家女子48党(NHK党から党名変更)のガーシー参院議員(51、本名・東谷義和)を除名とする懲罰案を全会一致で採決した。

15日の参院本会議で、出席議員3分の2以上の賛成で可決すれば除名が正式決定し、尾辻秀久参院議長が宣告した時点で、ガーシー氏は国会議員としての身分を失う。

この日はガーシー氏側の申し出で、同党の浜田聡参院議員が代理で弁明し、各会派からの尋問が行われた。

ドバイを拠点にするガーシー氏は、2022年7月の参院選当選後、一度も国会に登院していない。懲罰を科すために開かれた3月8日の参院本会議を欠席し「議場での陳謝」を拒否。尾辻氏が改めて懲罰委に付託していた。

(よろず~ニュース・杉田 康人)

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