
【ニューヨーク共同】米カリフォルニア州の裁判所は13日、米配車大手ウーバー・テクノロジーズなどによる仕事を請け負う「ギグワーカー」を、従業員でなく、独立した事業主とみなすことを認める判決を出した。複数の米メディアが報じた。2021年に出された判決を覆した。
同州はギグワーカーを従業員として扱うよう企業に義務付けていたが、20年11月に成立した法令で独立した事業主とみなすことが認められた。21年8月に法令がカリフォルニア州憲法に違反するとの判決が出され、配車業界側が判決を不服として控訴していた。
ギグワーカー側は上訴するとみられる。