AI音声×AIチャットで年中無休配信が可能な「AIひろゆき」爆誕

音声合成技術を手掛けるCoeFont社はAIdeaLab社と共同で、大規模自然言語モデルGPT-3を活用し、24時間365日どんな質問にも答え続けるひろゆき(西村博之)氏の「AIアバター」化に成功したことを発表した。

AIひろゆきは、AI技術を活用し、人が関与することなく、すべて自動で質疑応答に応えることができるひろゆき氏のAIアバター。実在する人物をAIアバター化するのは、日本国内では初めての試みだという。

本発表に際し、AI音声合成とAI画像生成・GPT-3を用いて実際に動作させた「AIひろゆき」の動画が公開されており、ひろゆき氏本人もTwitterにて「本人と見分けがつくのはあと数年の間かな」と動画を引用し言及している。

3月16日にYouTubeライブにて6時間のテスト配信も予定されている。また、ひろゆき氏が普段答えていそうな質問に応えるために、みんなでAIひろゆきの学習量を増やすプロジェクトも同時開催される。

CoeFont社は、「欲しい声が1秒で手に入る。」をコンセプトに、最新のAI技術を活用し安価に利用できる音声サービスを提供する東工大ベンチャー。同社は急速に普及する「ChatGPT」を始めとした生成系AI・AIチャットサービスとCoeFontとの融合に注力しており、今回の「AIひろゆき」はそれらの取り組みの検証の一環であるとしている。

〈解説〉ChatGPTをLINEで使えるサービスが10日で利用者50万人を突破…半日でリリースに至る速さと簡便さが功を奏す

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