米メタ、新たに1万人を削減　業績不振で昨年11月に続き

　【ニューヨーク共同】米IT大手メタ（旧フェイスブック）は14日、約1万人の人員削減を実施すると発表した。昨年11月に発表した1万1千人以上の解雇に続く大型のリストラとなる。景気減速に伴う広告収入の減少で業績不振が続いており、コスト圧縮を急ぐ。

　大規模な人員削減を短期間に2度発表するのは異例。削減は段階的に実施される予定で、新規採用を約5千人抑制する考えも示した。

　米IT業界ではこれまでにグーグルやマイクロソフト、アマゾン・コムなども大規模な解雇を発表している。