ドレイクと21サヴェージ、ジョイントツアーを発表

ドレイクと21サヴェージが「イッツ・オール・ア・ブラー」ツアーを発表した。コラボアルバム『ハー・ロス』を引っ提げて、6月16日ニュー・オーリンズからスタート、9月5日アリゾナ州グレンデールで幕を閉じる同ツアー、ドレイクの故郷カナダのトロント公演などが後日追加されるそうで、チケットは今月17日(金)から発売予定だ。

同ツアーについてドレイクは1月、ニューヨークのアポロ・シアターで開催されたシリウスXMのイベントでサヴェージとパフォーマンスした際に「俺たちは今年の夏にツアーをするよ」と話し、その後こう続けていた。「人生に関して色々考えている。しかし、この瞬間お前たちのための音楽を止めるものは皆無だ。もう少しここにいるさ」「もっと感動を与えることができたらと思う。今年は多分、俺は退屈を感じ、もう一枚アルバムを作るかもしれない。わからないが」

一方ドレイクは最近YouTubeの番組『ムーディー・カンバセーションズ』の初回エピソードでリル・ヨッティと対談、次世代のラッパーたちのために、音楽から潔く離れたいと口にしていた。「より広いスケールで考えている。前に話したかもしれないが、潔い退出というコンセプトが頭の中にあるんだ」「何年も俺が目をかけてきた人々が大勢いるんだ。中毒性ありの競争空間なことは間違いない。競争そのものにはまる事も頻繁にある」

そして近い将来マイクを置くことはないとファンに約束、こう続けていた。「今すぐ(引退)というわけじゃないが、途轍もなく興味を引く、そして願わくば人々に愛されるプロジェクトを作り続けていきたい。そして『次の世代がすることを楽しみにしている』って話すタイミングが来るだろう」「人との仕事を続けるし、ショーもあらゆる場所でやるだろう。けど、自分自身を競う場所に無理やり置くことはないだろう。その時がいつ来るかは知らないが、次世代が何をするのかを単に見ていたい。自分のために心からやりたいと思っていることの一つさ」

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