「これも成長するチャンス」シャルケ上月壮一郎が右足首手術。今回は日本代表入りならず

トレーニング中に負傷、再検査の結果――。

ドイツ・ブンデスリーガ1部FCシャルケ04は3月12日、FW上月壮一郎(KOZUKI Soichiro)が14日に負傷した右足首の手術を行ったと発表した。

クラブの発表によると、今季アマチュアチームからトップ契約を勝ち取った22歳の日本人アタッカーは、3週間ほど前にトレーニング中に負傷。強化担当のジェラルド・アザモア氏は「当初はすぐに復帰できると期待されていたが、トレーニング参加しても痛みが完全になくなることはありませんでした」として、再検査の結果、手術に踏み切ることを決断。「選手にとって、私たちにとって、長い目で見るとそれが最善の方法でした」と説明している。

上月は夏にトップチームに登録され、これまでリーグ5試合・1得点を記録していた。

また上月自身も14日に自身のSNSを更新し、ツイッター(@souichiro1222)で、「I will come back stronger どんな時もポジティブに。これもまた成長するチャンス!」と、より強くなって帰ってくる――と前向きなコメントを発信している。

15日にカタール・ワールドカップ(W杯)を経て最初の活動となるサッカー日本代表が発表されるが、今回の招集はなくなった。

シャルケは4勝8分12敗(20得点・44失点)の勝点20で17位。入れ替え戦枠16位のVfBシュツットガルトと勝点で並んでいる。

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