
【ニューヨーク共同】米司法省と米証券取引委員会(SEC)が、金融持ち株会社SVBファイナンシャル・グループ傘下のシリコンバレー銀行の破綻について予備的な調査を始めたことが14日、分かった。米メディアによると、破綻前に当時の幹部2人がSVB株を売却したのが適切だったかどうかが焦点となる。
SVBファイナンシャルの最高経営責任者(CEO)を務めていたグレッグ・ベッカー氏ら2人は、破綻した前週の2月27日に、それぞれSVB株を手放した。インサイダー取引の疑いをかけられないよう事前計画に基づいて売却したという。