【2023 北欧旅日記 1日目】ヘルシンキ 前編

2020年から実に3年ぶりの北欧は、フィンランド、スウェーデン、デンマークをめぐる取材出張。

これから1日ずつ簡単に皆さんにお届けしていきます♪

今回の出発は羽田空港から!夜の便だから仕事終わってから向かえる!

今までの北欧取材は成田空港からの出発でしたが、昨年10月末より羽田-ヘルシンキの直行便が開通しました。

元々2020年の3月20日より開通予定でしたが、新型コロナウィルスの影響で、昨年ようやく開通の運びとなっています。

そこで、早速今回は羽田空港からの便を予約しました。

羽田空港第3ターミナルが国際線の発着場所となります。なんとなく第3と聞くと奥にあるような感じもしますが、浜松町からモノレールを利用する際は、羽田空港駅で一番最初に停まる場所となるので注意しておくといいかも。

今回の出発は夜の21:55。国際便の場合、3時間前までに空港に到着しておくと何かと安心ですが、夜遅めの出発なので、1日仕事をしてからヘルシンキに向かうという選択肢も可能です。

ターミナルに到着したのが、19:30過ぎ、フィンエアーのチェックインカウンターはそこまで混んでおらず、スムーズに手続きを終えることができました。

新型コロナウィルスの猛威が世界を襲ってから初めての海外。フィンランドを初めとした北欧諸国では、入国制限を行なっていないので、チェックインカウンターでは、荷物を預けるくらいでコロナ以前の海外出張と全く同じでした。

ヘルシンキまでは12時間30分〜13時間のフライト

今までは、フィンランドまで10時間程度のフライトで到着してましたが、現在はロシア上空を飛べないこともあり、北極を通る北回りか南回りになります(当日の風の状況で変化)。

今回は北極を通る北回りルートということで、ヘルシンキまでの飛行はおよそ13時間30分。

機内食は2回

機内食は、ヘルシンキに到着するまでに2回提供されます。羽田を飛び立って1時間程度したら夕食、ヘルシンキ到着前に軽食。

アルコールは、夕食の際に1杯だけ無料で提供され、それ以外にアルコールを飲みたい方は機内サービスで購入が可能です。

小腹が空いたらエロヴェナのクッキーがおすすめ♪

機内後部のギャレーには、コーヒーやスナックなどが置かれていて、小腹が空いた時にはおすすめです♪

今回のフライトでは、フィンランドで知名度が高いエロヴェナのクッキーも置いてありました。

100周年記念の紙コップもチェック!

フィンエアーは今年で創業100周年ということで、フィンエアーの歴史をまとめたコンテンツが機内のモニターで楽しむことができます。

また、コーヒーなどが提供される際の紙コップにもさりげなく100周年の記念ロゴが入っているので、見逃さずにチェックしておきたいところ。

北回りのルートだと北極通過証明書がもらえる!

現在ヘルシンキへ行く際、北回りか南回りか2つのルートがあると説明しましたが、北回りの場合このような「北極通過証明書」をもらうことができるのも今ならでは♪

早朝のヴァンター空港に到着!

通常で行くと翌日の朝4時30分にフィンランドの玄関口"ヴァンター空港"に到着します。

今回は、風が良かったのか、1時間30分ほど早く到着。つまり早朝の3時過ぎ。。この時間帯の飛行機は他にはないみたいで、ヴァンター空港はがらんとした雰囲気。

もちろん、ムーミンカフェも閉まっています。

とは言っても、コンビニエンスストアのKioskiは開いてますし、スウェーデンに本店があるESPRESSO HOUSEは、朝5時から営業を行なっています(日曜日は除く)。

ESPRESSO HOUSEで一息

開店早々のESPRESSO HOUSEで一息。早速シナモンロールを注文して、コーヒーと一緒にいただきます。

カルダモンがしっかり効いた北欧らしい味わいのシナモンロールと、コーヒーで旅の疲れが癒やされます♪

北欧のカフェ全般的に言えることですが、Wi-fiがしっかり通っていて無料で使用できて、充電できるコンセントも設置されているのが旅行者にはとてもありがたい。

しっかり休憩して、いざヘルシンキ中心部へ!

ヘルシンキ中心部へは電車がおすすめ!

早朝にヴァンター空港に着いたと言っても、ヘルシンキ中心部へのアクセスは可能です。電車は、朝5時ごろから運行を始めており、それに乗ればヘルシンキ中央駅まで30分程度で着くことができます。

以前はフィンエアーが提供していた、ヘルシンキ中央駅までの直行バスも運行しておりましたが、現在運行をしていないため(2023年3月現在)、ヘルシンキ中央駅までは、こちらの鉄道がおすすめです。

チケットはゾーン制 ヘルシンキ中央駅までは"ABCゾーン"を購入するべし

電車に乗るためのチケットはホームに設置してある販売機で購入をします。他の北欧諸国でも多いですが、ヘルシンキはゾーン制を敷いています。

目的地がどこのゾーンに入っているか、出発地がどのゾーンに入っているかで購入するチケットが代わってきます。

ヘルシンキ中心地はゾーンAになり、ヴァンター空港はゾーンCになるので、今回購入するチケットは"ABCゾーン"のチケットになります。

その中でもシングルチケット(購入から80分~110分間対象ゾーンであれば乗り降り自由)、デイチケット(購入から24時間対象ゾーンであれば乗り降り自由)の選択も可能です。

編集部は、24時間以内にヴァンター空港には戻らないので、"ABCゾーン"のシングルチケットを購入しました。

ヘルシンキ中央駅までは、I線、P線2つある?

ホームに降りると電光掲示板にI,Pという表示があるのがわかると思いますが、空港とヘルシンキ中央駅を結ぶ電車は、環状線となっているので、どちらに乗ってもヘルシンキ中央駅に着くことができます。

位置的にI線に乗るとヘルシンキ中央駅までは32分程度、P線だと27分程度なので、差は5分程度。運転の間隔は10分程度なので、迷ったらホームに入ってきた電車に乗れば問題ありません。

電車に乗れさえすれば、30分程度でヘルシンキの玄関口"ヘルシンキ中央駅"に到着です。

3年ぶりのヘルシンキ!

2020年以来、実に3年ぶりのヘルシンキ。変わっているものもあれば、変わっていないものもあります。

もちろん、観光名所の筆頭として挙げられるヘルシンキ大聖堂は、相変わらず堂々とした佇まいで安心感があります。

老舗ベーカリーカフェ「エロマンガ」は市場で運営!

1946年に創業したベーカリーカフェ「エロマンガ」は、長年観光客、そして地元の方から愛されてきていましたが、新型コロナウィルスの影響で、運営の危機を迎えたという話が聞こえてきたのは2年前の秋のこと。

早朝のマーケットスクエア付近を歩いていると「エロマンガ」のロゴが描かれたテントを発見!早朝過ぎてお店は開いてませんでしたが、人気カフェが場所が変わっていても残っていて安心。

その後ウスペンスキー寺院を眺めながら、早朝からオープンしているサウナ「アッラスシープール」へ向かいます♪

※【2023 北欧旅日記 1日目】ヘルシンキへと続く
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