宮城・石巻市の鮎川港を拠点とした商業捕鯨が始まる 前の年より19日早い操業開始

宮城県石巻市の鮎川港を拠点とした、今シーズンの商業捕鯨が始まりました。

石巻漁港では、午前4時前から鮎川捕鯨の捕鯨船2隻が出港に向け準備を進めていました。

日本の商業捕鯨は、2019年に再開され5年目です。

2022年は4月3日に操業を開始しましたが三陸沖での操業日数が天候不良のためわずか6日と短く、更に餌となるコウナゴなどが少なかったため鮎川への水揚げはゼロでした。

2023年は三陸沖の漁場の海水温が高く、ミンククジラが例年より早くエサを求め三陸沖に集まる可能性があるため、2022年よりも19日早く操業を開始しました。

出港した2隻は、漁獲枠の136頭を上限に11月ごろまで漁を続けます。

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