広瀬すず、杉咲花、清原果耶がトリプル主演 悩み迷いながら生きる若い女性たち演じる 「片思い世界」製作

脚本家・坂元裕二が新たに書き下ろしたオリジナル脚本を、広瀬すず、杉咲花、清原果耶のトリプル主演で映画化する「片思い世界」の製作が決定した。2023年に撮影、2024年の全国公開を予定している。

現代のリアリティを反映した会話や切実なテーマで支持を集めてきた坂元裕二が、いま最も期待される20代の女優3人を主演に迎えて描くのは、現代の東京を舞台に、悩み迷いながらも優しさを失わずに生きる若い女性たちの姿。詳細はまだ明かされていない。

監督は、坂元裕二脚本のドラマ「カルテット」で演出を手掛け、大ヒット映画「花束みたいな恋をした」で映画初タッグを組んだ土井裕泰が務める。

広瀬すず、杉咲花、清原果耶らのコメントも公開された。コメントは以下の通り。

【コメント】

■広瀬すず

(坂元裕二さん脚本、土井裕泰さん監督の作品に出演することについて)
坂元さんが紡いでいく世界が大好きで、また今回参加させていただけること、ずっと前から本当に、本当に楽しみでした。
土井さんとは初めてご一緒させて頂きますが、初めてお会いした時に、既に安心感があるほど、すごく柔らかい印象でした。一緒に作品を作っていけること、心強いです。

(同年代の杉咲花さん、清原果耶さんとの共演について)
花ちゃんと清原ちゃんとご一緒出来るなんて、嬉しい限りです。贅沢だあと思います。
尊敬しているお2人に頑張ってついていきたいと思います。
大きく包み込んでくれるようなお2人です。

(撮影に向けての意気込み)
何度も言ってしまいますが、楽しみの塊です。
皆様と作っていく世界で一生懸命役として生きる、私に出来る事は精一杯頑張れたらなと思っています!
是非、みなさまも楽しみにして頂けたらと思います。

■杉咲花

(坂元裕二さん脚本、土井裕泰さん監督の作品に出演することについて)
小さな頃から夢中になって拝見してきたお二人の作りだす物語の中に存在できるだなんて。
何もかもが夢のような座組に参加させていただけること、光栄に思います。

(同年代の広瀬すずさんさん、清原果耶さんとの共演について)
羨望や悔しさ、尊敬を抱いてきた特別なお二人との本作における出会いは、
私にとってかけがえのないものになるのではないかという静かな興奮に包まれております。

(撮影に向けての意気込み)
これはもう、楽しむしかないぞ!!という気持ちです。
私の片想いを両手いっぱいに抱えて、精一杯頑張りたいです。

■清原果耶

(坂元裕二さん脚本、土井裕泰さん監督の作品に出演することについて)
「花束みたいな恋をした」のクランクアップ時に「また一緒にやりたいね」と声を掛けてくださった土井さんのもとでその日から温めてきた胸が躍る想いと共に、今回ご一緒出来ることを幸せに思います。
そして、坂元さんが紡ぐ言葉の力をお借りして皆さんと素敵な時間を過ごせたら良いなと思っています。

(同年代の広瀬すずさん、杉咲花さんとの共演について)
すずちゃんや花ちゃんと三人で現場に立てる日が来るなんて夢にも思わなかったです。
お二人の側で自分に出来ることを懸命に探しながら、その贅沢な空間を楽しもうと思います。

(撮影に向けての意気込み)
スタッフ・キャストの皆さんのパワーを身体いっぱいに感じながら、
一歩ずつ丁寧に進んでいければと思っています。
撮影が本当に楽しみです。頑張ります!

■坂元裕二
広瀬すずさん。杉咲花さん。清原果耶さん。お三方のお名前を書くだけで、緊張して手が震えます。世界一高い山に三回登れと言われている気分です。
『花束みたいな恋をした』の時に、もうこれ以上のものは作れないと思いましたが、同じチームと再びはじめるからにはあれ以上を作るしかありません。
正直、逃げ出したいです。でも、がんばります。このキャストとこのチームと共にどうしても作りたい映画があるんです。これだけは残しておきたいお話があるんです。心を込めて、人が人を思う時の美しさを描きたいと思います。まぶしすぎて目を逸らしたくなるけど、やさしい風に包まれたような、そんな映画にしたいと思います。『片思い世界』、是非ご覧ください。

■土井裕泰
坂元さんの脚本が描く世界への新しい旅に、いま眩しいほどに輝やいている3人の女優たちが同行してくれるという奇跡に、静かに興奮し、緊張しています。「片思い世界」というストレートでシンプルなタイトルこそが、もしかしたら最大のミステリーなのかもしれません。

【作品情報】
片思い世界
2024年全国公開
配給:東京テアトル、リトルモア
(C)2024『片思い世界』製作委員会

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