サンダルと靴が合体? 熊野古道モデルの新商品販売

アウトドア靴メーカーが熊野古道とコラボした商品(和歌山県田辺市湊で)

 アウトドア靴ブランドの「KEEN(キーン)」が、世界遺産「熊野古道」モデルの商品を発表した。発売を記念して、JR紀伊田辺駅前の田辺エンプラス(和歌山県田辺市湊)で19日まで展示、販売している。

 サンダルとシューズを合体させたようなデザインが特徴の「ニューポート」の新商品。脱ぎ履きが容易で、快適なフィット感がある定番商品という。

 古道モデルは、「熊野古道」の文字と「八咫烏(やたがらす)」をデザインした刻印が入っている。売り上げの一部は、田辺市熊野ツーリズムビューローを通じ、市が創設した「熊野古道の森を守り育む未来基金(くまもり募金)」に寄付する。

 田辺エンプラスでは「もうすぐ古道歩きのベストシーズン。この靴でぜひ出かけてほしい」と呼びかけている。

 価格は1万8700円(税込み)。サイズは25~30センチ。キーン直営店、オンラインストアなどで販売している。県内では田辺市でのみ販売している。

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