今季リーグ４試合・１得点・２アシスト、「存在感が大きくなっている」と評価。
日本サッカー協会は３月15日、キリンチャレンジカップ（24日：ウルグアイ代表戦＠国立競技場、28日：コロンビア代表戦＠ヨドコウ桜スタジアム）に臨むサッカー日本代表（SAMURAI BLUE）のメンバー26人を発表した。
森保一監督は同日の記者会見で、カタール・ワールドカップ（W杯）でメンバーに選ばれながら１試合も出場できなかった町野修斗（湘南ベルマーレ）への期待を問われ、次のように答えた。
「町野選手ですが、期待しています。彼はカタールW杯では１試合も出場できず、非常に悔しい想いをしたはずです。それでもチームのため、日々チームを支え、練習の中でも成長できることを示してくれました」
そのようにピッチ外での貢献度の高さも評価。そのうえで指揮官は「Ｊリーグが開幕して（４試合出場・１得点・２アシスト）、もっともっと点を取ってほしいですが、前線でフィニッシャーとチャンスメイクとして得点に絡んだりする部分に顔を出して幅が広がり、存在感が大きくなっています」と、今季の活躍ぶりを評価した。
「今回の２試合も『競争』になりますが、彼が成長したところ、カタールで悔しい思いをしたところを思い切って発揮してもらいたいと思います」
森保監督はそのように大きな期待を寄せていた。
また、メンバー選考に関するコーチ陣との話し合いでは、新戦力の招集で様々な意見が出て、最終的に森保監督が決断を下したとも明かしていた。
「26人の何倍もの候補選手がいて、全てのポジションで選ぶことが難しいです。毎回スタッフミーティングでは長い時間をかけて話し合います。カタール・ワールドカップ（W杯）での長友選手、吉田選手、酒井選手といった、これまで支えてくれた選手たちの“次の選手”をどのように作っていくか。その候補選手のところでは、コーチ陣ともいろいろ意見が分かれたなか、最終的に判断を下しました」
森保ジャパンの第２章がいよいよ始まる！
