アヴリル・ラヴィーン 上半身裸で乱入した女性環境活動家に「出て行け!」

歌手のアヴリル・ラヴィーンが、ジュノー賞のステージでトップレスの女性乱入者と対面するハプニングが発生した。カナダ版グラミー賞の同式典は13日、アルバータ州エドモントンのロジャーズ・プレイスで開催。アヴリルがミュージシャンのAP・ディロンを紹介していたところ、トップレスの女性がステージを歩き回り妨害した。

女性の背中に「save the green belt」(緑地帯を保護せよ)と書かれていたことから、オンタリオ州政府が緑地帯の保護区に5万軒以上の住宅を建設する計画への反対運動の一環だったようだが、アヴリルはその女性に「出て行け」とピシャリ。半裸の女性はスタッフによって連れ出された。

その後、ファン・チョイス賞の受賞スピーチで「今回は誰も邪魔しないようね。(もししたら)ぶっ飛ばすけど」と話したアヴリルについて、同式典の司会を務めたシム・リウは、「トップレスの女性に見事対応してくれた」と感謝の意を述べていた。

受賞レースの方ではザ・ウィークエンドがアーティスト・オブ・ザ・イヤー、ソングライター・オブ・ザ・イヤー、『サクリファイス』でのシングル・オブ・ザ・イヤー、『ドーン・エフエム』 でのポップ・アルバム・オブ・ザ・イヤーとアルバム・オブ・ザ・イヤーで5部門を制覇、同式典での受賞回数を22回に伸ばし、ジュノーの歴史上、アン・マレーの25回に続く記録を樹立した。

またニッケルバックがヴァーチャルで登場したライアン・レイノルズとマイケル・ブーブレからカナダの殿堂入りを果たす名誉を受けた。

(BANG Media International/よろず~ニュース)

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