「ドーン」謎の衝撃波 揺れる窓 爆発も火事も落雷もないのになぜ…沖縄・南北大東島

 沖縄県の南・北大東村で13日午後3時半ごろ、「ドーン」という大きな音と衝撃波がそれぞれ1回発生した。本紙の取材に複数の住民や空港職員が「聞いた」「感じた」と話した。両村が島内を調べたが、爆発や火事などは発生していない。同時刻に落雷や地震も観測されておらず、原因は不明。

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 北大東村の職員は「役場のほぼ全員が聞いており、窓ガラスが小刻みに揺れた」と振り返る。「南北大東島は約10キロ離れており、それなりのエネルギーがないと両村民が感じる音と衝撃波は発生しないはずだ」と述べた。

 南大東村漁業組合によると、同日の海は波が約2~3メートル立つ程度。音が発生した時、漁に出ている漁船はいなかったという。(南部報道部・国吉聡志)

北大東村

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