コロナ禍の3年間「よく持ちこたえた」 世界遺産・屋久島に観光シーズン到来、安全願い「森・水開き」

森、川、海での安全を祈願する参加者=屋久島町宮之浦の白谷雲水峡

 屋久島に本格的な観光シーズンの到来を告げる「屋久島森・水開き」が11日、屋久島町宮之浦の白谷雲水峡であった。屋久島観光協会の主催。町、県、林野庁、環境省、警察、消防団、ガイドなど関係者25人が出席し、森、川、海での安全を祈願した。

 観光協会の内田正喜副会長(51)は「この3年間、コロナの影響で観光業は衰退したが、よく持ちこたえた」と振り返り、「インバウンド(訪日客)も増えてきた。関係機関がより協力し連携し合って、屋久島の森・水・人を守っていきたい」とあいさつした。

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