
競泳の男子100メートルバタフライで昨年の世界選手権銀メダリスト、水沼尚輝(新潟医療福祉大職)が16日、新潟県長岡市で、4月4日開幕の日本選手権(東京アクアティクスセンター)に向けた練習を公開し「コンディションはすごくいい。メンタルを整えれば選手権も勝てる」と明るい表情を見せた。
50秒81の日本記録保持者は昨年10月に腰を痛めて以降、思うようなタイムが出ていない。スランプを脱するため、メダルを獲得した時のように腕を速くかく回転力重視のスタイルから、大きく伸びる泳ぎに約2週間前から切り替え、この日も水をかく手の位置を細かく確認した。