キアヌ・リーブス 砂時計ネクタイで眼光鋭い表情 「ジョン・ウィック:コンセクエンス」公開決定

キアヌ・リーブス主演の「ジョン・ウィック」シリーズ最新作「ジョン・ウィック:コンセクエンス」が、9月に日本公開されることが決まった。愛犬を殺されてロシアンマフィアを壊滅、家を爆破されてイタリアンマフィアも殲滅(せんめつ)、掟(おきて)を破りながらも粛清の包囲網から生還したジョン・ウィックが、ついに裏社会を支配する組織との決着に動き出す。

シリーズ4作目となる「ジョン・ウィック:コンセクエンス」は、最強の殺し屋ジョン・ウィックを描いたアクション映画。裏社会の掟を破り、粛清の包囲網から生還したジョン・ウィック。地下に身を潜めながら、すべてを牛耳る組織から自由になるために立ち上がる。組織内での勢力拡大を狙う若き高官グラモン侯爵は、これまでジョンを守ってきたニューヨークのコンチネンタルホテルを爆破。ジョンの旧友でもあった盲目の達人ケインを強引に引き入れ、ジョン・ウィック狩りに乗り出す。そんな中、日本の友人であるシマヅの協力を求め、ジョンが大阪のコンチネンタルホテルに現れる。

キアヌ・リーブスに加え、ジョンを追いつめる盲目の達人ケインをドニー・イェン、日本の旧友シマヅを真田広之が演じ、パリ、ベルリン、ニューヨーク、そして大阪を舞台にアクションを繰り広げる。

前作から引き続きジョンの理解者であるコンチネンタルホテルの支配人ウィンストン(イアン・マクシェーン)、コンシェルジュのシャロン(ランス・レディック)、地下組織の王バワリー・キング(ローレンス・フィッシュバーン)が出演。ジョンとともに主席連合との戦いに身を投じて行く。組織”主席連合”の高官グラモン侯爵役は、「IT/イット “それ”が見えたら、終わり。」でペニー・ワイズを演じたビル・スカルスガルド。また、真田広之演じるシマヅの娘アキラ役で、ロンドンを拠点に活躍する日本人アーティストであるリナ・サワヤマが出演する。

シリーズ全作で監督を務めてきたチャド・スタエルスキが続投。「報い」や「結果」を意味する副題の「コンセクエンス」についてチャド監督は、「重要なテーマなんだ。二つの悪い選択肢のどちらを選ぶのか。それはそのキャラクターを定義する。結果は時に本人、更に他人に影響を与える。今回ジョンは、それを受け入れることを学ぶ。必ずしも自分だけへの影響とは限らず、自分の愛する人がその影響を被る可能性が生じるということをね」と語る。

重ねてキアヌも「友情や親子愛、それに対するルールの中で自分はどの様な人間で、どの選択をするのか?その報いを受け入れる事が描かれている。だからこの「コンセクエンス」というセリフが劇中に何度も登場するんだ」と語っている。

公開されたティザービジュアルには、ジョン・ウィックのクローズアップが描かれている。前作のラストで死を偽装して主席連合の前から姿をくらましたジョンの、自由を手に入れるために再び死闘へ身を投じて行く男の決意を、眼光鋭い表情で見せる。首元にはネクタイではなく中に弾丸の入った砂時計が描かれ、ジョンにタイムリミットが迫ることが示されている。

【作品情報】
ジョン・ウィック:コンセクエンス
2023年9月全国公開
配給:ポニーキャニオン
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