県営接種会場2カ所 25日で終了 利用者減受け 感染状況で再開判断

 岡山県は、新型コロナウイルスワクチンの県営接種会場2カ所の運営を25日でいったん終了する。利用者減少を受けた対応。

 川崎医科大総合医療センター(岡山市北区中山下)と県医師会館(同駅元町)。市町村のワクチン接種事業を補完する目的で、それぞれ2021年6月と同11月から設置し、毎週金曜と土曜に接種を実施している。

 県によると、いずれもピーク時は1日300~500人の利用があったが、今年2月に入って20人程度に減っているという。県ワクチン対策室は「再開は、今後の感染状況や国方針を踏まえて判断したい」としている。

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