メェ~、42匹産まれたよ 奄美市笠利町=ヤギ牧場、ベビーラッシュ 

鹿児島県奄美大島龍郷町のソレイユスマイル(勝島利美代表取締役社長)が管理する奄美市笠利町のヤギ牧場では、出産シーズンに入り愛らしいヤギの赤ちゃんが次々と産まれている。2月16日以降、3月8日までに42匹の子ヤギが誕生。4匹の母ヤギが出産間近となっている。

子ヤギを抱く(左から)勝島利美社長とスタッフの佐野桃子さん=3月1日、奄美市笠利町

同牧場ではザーネン種やアルパイン種など約80匹のヤギを飼育しており、毎年この時期に出産シーズンを迎える。

生まれて間もない子ヤギたちは、母ヤギや従業員に甘えたり、子ヤギ同士でじゃれ合ったりと好奇心いっぱい。「メェ~」と元気な鳴き声を牧場に響かせている。勝島社長は「近隣の畑で作業していても、子ヤギたちの元気な声が聞こえてきてとても癒やされる。元気に育ってほしい」と笑顔で話す。

出産から2週間を過ぎた母ヤギたちの搾乳も始まっている。新鮮なヤギミルクなど、ヤギ乳製品は3月下旬ごろから龍郷町のそれいゆふぁ~むで販売予定。

ヤギは午前10時~午後2時ごろまで、牧場の柵外から見学可能。午前は授乳シーンが見学できる場合もある。牧場は太陽が丘運動公園から北に約800メートル。飼養管理などの従業員や3~5月の短期アルバイトも募集している。

『南海日日新聞』LINEニュース配信中

その他のニュースはLINEでチェック!

© 株式会社南日本放送