
【ソウル共同】北朝鮮は16日、日本海に向けて大陸間弾道ミサイル(ICBM)を発射した。2月に続く2カ月連続のICBM発射で、米本土を核攻撃する能力の向上を誇示。米韓両国が実施中の大規模合同軍事演習に対抗し、日本列島越えのミサイル発射などさらなる軍事威嚇に出る恐れもあり、日米韓は警戒を強めている。
北朝鮮による弾道ミサイル発射は今年6回目。2月18日の発射ではICBM「火星15」の抜き打ちの発射訓練を行ったと発表、「実験」と位置付けてきたICBM発射が実戦配備段階に移ったことをアピールし、脅威が高まっている。