いよいよ2期目の森保一監督体制がスタートした日本代表。15日には初招集の4名を含む26名のメンバーが発表された。
そのなかで密かに注目を集めているのが、2020年10月から日本代表の10番を背負ってきた南野拓実の不在。
そこで、新たな森保ジャパンで「背番号10」を現実的に背負う可能性がある選手を4名ピックアップしてみた。Qoly独自で各選手の可能性も予想!
久保建英
契約メーカー:adidas
筆頭候補はやはりレアル・ソシエダで活躍する久保建英だろう。
2019年に歴代2位の18歳5日でA代表デビューを飾った神童は、紆余曲折を経ながらも着実に経験を重ね、東京五輪とカタールワールドカップでプレーした。
また「日本代表の10番はadidasの契約選手」というの以前から言われており、久保は今回選ばれたメンバーの中で数少ない該当選手の一人。
21歳の彼には早いという声もあるかもしれないが、これまでの傾向を見ると“必然性”はもっとも高いのではないだろうか。
10番の可能性:45%
堂安律
契約メーカー:Puma
A代表と同様、五輪代表でも2008年の北京五輪以降は梶山陽平、東慶悟、中島翔哉と、adidasの契約選手が10番をつけてきた。
その流れを断ち切ったのが、東京五輪で10番を背負った堂安律だ。
おそらく10番への想いを持つ一人であり、久保がこれまでのキャリアで10番とほぼ無縁であることを考えると、24歳の堂安が受け継ぐほうが自然かもしれない。
ちなみにカタールワールドカップでは直前まで原口元気がつけていた8番を背負い、ドイツ戦とスペイン戦で貴重な同点弾を奪取。実績的にも十分「日本代表の10番」の資格がある。
10番の可能性:40%
鎌田大地
契約メーカー:Nike
森保監督率いる日本代表において紛れもなく中心選手の一人である鎌田大地。
チームの核として常に周りをけん引するのが10番の仕事であると考えれば、現状では久保や堂安よりも相応しいと言える。
ただ、久保と同じくプロキャリアにおいては10番と無縁。しかも日本代表では昨年9月から15番となっており、シント=トロイデン時代から一貫してクラブでつけているこの番号に愛着を感じていてもおかしくない。
26歳の鎌田が日本代表の10番を背負う可能性はあまり高くなさそうだ。
10番の可能性:10%
三笘薫
契約メーカー:Puma
最後は、プレミアリーグを席巻する三笘薫。今や日本代表のエースと言える存在だろう。
カタールワールドカップでは驚きの9番を与えられ、気づけばそれほど違和感もなくなっていた25歳。日本代表の9番は岡崎慎司を最後に南野や鎌田など攻撃的MFがつけることが多くなっているため、“三笘の番号”となっていく可能性も十分ある。
また、三笘は東京五輪世代では11番や7番をつけており、柴崎岳のいない今回は7番のほうの候補かもしれない。
【関連記事】次のビッグクラブ日本人は誰だ!夏の栄転移籍が濃厚な10名
実力的に10番の器であることは誰もが認めるところだが、果たして…。
10番の可能性:5%