WBC日本代表、決戦の地米国へ 大谷「一戦一戦が大事」

WBC準決勝進出を決め、記者会見する大谷翔平=16日、東京ドーム

 野球のWBC日本代表「侍ジャパン」が3大会ぶり3度目の優勝を目指し、準決勝と決勝の舞台となる米マイアミへ乗り込む。栗山英樹監督は「いよいよ本当の勝負がここから始まる」と胸躍らせ、大谷翔平(エンゼルス)は「一戦一戦が大事になってくる。最終的に1点多く取っていればそれでいい。全員で頑張りたい」と気持ちを高めた。

 16日に東京ドームで臨んだ準々決勝はイタリアに9―3で快勝した。4万1723人の観客が詰めかける中、2006年の第1回から5大会続けての4強入りを決め、17日未明にチャーター機で飛び立った。現地時間20日(日本時間21日)に臨む準決勝の相手はメキシコかプエルトリコだ。

イタリア戦に先発し力投した大谷翔平(右)、7回に本塁打を放った吉田正尚(中央)、7回から登板し流れを渡さない気迫のピッチングを見せたダルビッシュ有=16日、東京ドーム

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