
政府は17日、国連が定める「持続可能な開発目標(SDGs)」実現を目指す推進本部(本部長・岸田文雄首相)の会合を官邸で開いた。女性活躍推進や子どもの貧困対策を含む多様性に富んだ包摂的な社会実現などを盛り込んだ「アクションプラン2023」を決定した。
首相は会合で、議長を務める5月の先進7カ国首脳会議(G7広島サミット)を念頭に「日本が国際社会の先頭に立って未来を切り開きたい」と強調。世界が気候変動や食料、エネルギーなどの課題に直面しSDGsの目標達成が危ぶまれているとして、議論をけん引していく考えを示した。