当初予算案など71議案を可決 岡山県議会が閉会

 2月定例岡山県議会は17日、本会議を再開。少子化対策を盛り込む8021億7300万円の2023年度一般会計当初予算案など71議案を原案通り可決し、閉会した。

 伊原木隆太知事は閉会あいさつで、新型コロナウイルス感染症の法的位置付けが5月8日から「5類」に移行することに触れ「国の方針に基づき、県の対応を検討する。5類移行後も県民の健康を守るため、感染拡大防止や医療提供体制の確保に努める」と述べた。

 本会議では視覚や聴覚などの障害に応じて点字、音訳といった意思疎通手段の利用促進を目指す手話言語条例の改正案、国会に憲法改正の早期発議を求める意見書案など委員会発議による議案4件を可決した。

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