最深部がふぞろいの新ディンプル設計 ミズノ「RB TOUR」ボール発売

上が強弾道を生む「RB TOUR」、下が高弾道を生む「RB TOUR X」

ミズノ(本社・大阪市住之江区)は、新機能となる同社独自のディンプル(ボール表面の凹み)設計を採用した「RB TOUR ボール」「RB TOUR X ボール」の販売を3月6日より開始した。

「RB」シリーズは、同社が2019年から世界展開するツアーボール。円錐台(えんすいだい)形のディンプルを採用した初代「RB TOUR」「RB TOUR X」、世界最多となる566個を形成した「RB 566S」「RB 566V」と、ディンプルにこだわったモデルを展開してきた。

2代目となる新モデルでは、ディンプルの最深部がそれぞれ中央ではなく、ふぞろいに設計された「アクシアルフローディンプル」を採用。表面周辺に流れる気流を乱すことでボール後方に発生する空気の流れない空間を狭め、飛球方向とは逆方向に引っ張る力(抗力)を低下させることで推進力をアップするという。

「RB TOUR ボール」は、ドライバーのスピン量は少なく、アプローチスピンは多い特性で、フィーリングは非常にソフトな“強弾道”を生む性能。「RB TOUR X ボール」は、「RB TOUR」よりもドライバーのスピン量がやや入り、フィーリングはやや硬めな“高弾道”を生む性能に仕上がっている。

構造は3ピースで、カバーは耐久性の高いウレタンカバー、ミッド層は高い反発力を生むアイオノマー、コア(中央部)には弾力性のあるラバーの組み合わせにより、ソフトな打感と高初速・低スピン化を実現。ディンプル数は両モデルとも272個。価格はオープン、希望小売価格は1ダース6930円。問い合わせは、ミズノお客様相談センター(0120-320-799)まで。

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