東京のラーメン屋にヌートバーの名を冠したラーメンが! MLB公式サイトも注目

入場時にファンに向かってお辞儀をするヌートバー @Getty Images

日本時間3月17日、MLB公式サイトのマット・モナガン記者は「日本のラーメン屋が『ヌートバー・ヌードル』を提供中」という記事を公開した。みなさんご存じの通り、ラーズ・ヌートバー(カージナルス)は母親が埼玉県出身の日本人のため、今回は侍ジャパン(日本代表)の一員としてワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に出場している。そして、ヌートバーが攻守両面で見事な活躍を見せたため、日本国内での人気は急上昇中。そんななか、東京・杉並にあるラーメン屋が期間限定の商品としてヌートバーの名前を冠したラーメンを提供している。

WBC応援ラーメンとして企画されたもので、商品名は「ヌートバー」。商品説明には「濃いめの醤油、にんにく、ミルで挽いたペッパー、もっちり手揉み麺」と書かれている。ラーメンが提供される際に、店員がヌートバーの「ペッパー・グラインダー」のパフォーマンスさながらに、濃いめの醤油ラーメンに胡椒をトッピングしてくれる。日本ではペッパーミルの売り上げが急増しているが、その要素を取り入れた期間限定の特別ラーメンだ。

「ヌートバー・ヌードル」について尋ねられたヌートバーは「そのラーメンのことは聞いたことがなかったけれど、とてもクールだね。日本のみなさんが僕を受け入れてくれたことにとても感謝している」とコメント。日本国内でペッパーミルの売り上げが急増していることは知っていたようで、「このチームがペッパー・グラインダーのパフォーマンスをやり始めてから売り上げがアップしたみたいだね」と話した。

日本中でペッパー・グラインダーのブームが起きていることについて、ヌートバーは「こんなに広がると思っていなかった」と驚いた様子。「でも、ヒットを打ったあとにチーム全体で盛り上がることができる。特に言葉でなかなかコミュニケーションを取れない僕にとっては、チームメイトやファンのみなさんとのギャップを埋めるものになっているんだ」とペッパー・グラインダーが果たしている役割の大きさについて語った。

侍ジャパンは準々決勝でイタリアに快勝し、5大会連続となるベスト4進出、そして「マイアミ行き」を決めた。3大会ぶりの頂点に立つためにも、マイアミの地でペッパー・グラインダーのパフォーマンスが何度も見られることを期待したい。

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