②カルロヴェローチェは危険な人気馬!? 近年は重賞掲示板経験馬ばかりが連対しているGⅢ【ファルコンS】競馬初心者講座講師:長谷川雄啓の過去10年データ分析!

ファルコンS(土曜・中京)

3歳限定の芝1400m戦、GⅢ。

過去10年、1番人気は〔120〕、2番人気は〔312〕、3番人気は〔330〕。

6番人気以下〔135〕、2ケタ人気馬〔121〕。

馬連3ケタ2回に、万馬券2本。

波乱含みの3歳重賞です。

ステップレースを見ていきましょう。

朝日杯FSから〔043〕。

阪神JFから〔001〕。

ダート交流GⅠの全日本2歳優駿から〔001〕。

シンザン記念から〔300〕。

アーリントンCから〔102〕。

フェアリーSから〔100〕。

京成杯から〔010〕。

重賞組は人気、着順不問です。

OPのクロッカスSから〔310〕。連対3頭に9着馬。

芝の1勝クラスから〔133〕。勝ち馬4頭に、4着馬1頭、1番人気6着馬が2頭です。

ダートの1勝クラスから〔110〕。共に1番人気1着馬。

新馬、未勝利を勝ち上がったばかりの馬の馬券圏内はありません。

連対20頭中18頭に、ダートも含む1400m以上での勝ちがありました。

また、連対20頭中16頭が2勝以上を挙げており、2頭は1勝クラス勝ち+重賞2着を持つ馬。残る2頭(13年カシノピカチュウ、22年タイセイディバイン)は1勝馬で格上挑戦でしたが2着までとなっています。

牝馬は〔101〕。

キャリア1戦の馬券圏内はなく、キャリア2戦以上&9戦以上は2着まで。

近7年の連対14頭のうち、ここが初芝の2頭を除く、12頭中11頭に重賞掲示板がありました。

例外は昨年2着のタイセイディバインのみ。近年は重賞実績が重要なポイントになりつつあるのかもしれません。

※〔 〕の中は、1着、2着、3着の回数です。

【初出】
長谷川雄啓ブログ『馬とおしゃべりと音楽と映画』

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