高松空港 新年度の旅客数「コロナ禍前の9割」に回復目指す 新たなチャーター便誘致などで

高松空港の2022年度の旅客数は新型コロナ禍前の65%程度になる見込みです。新年度は、新たなチャーター便の誘致などで9割までの回復を目指します。

高松空港や自治体、経済団体などで構成する「高松空港エアライン誘致等協議会」の会合が開かれ、2022年度の利用状況などが報告されました。

高松空港によると、2022年11月に再開したソウル線は2月の搭乗率が96%となるなど、好調を維持しています。1月に再開した台北線やチャーター便を含めた国際線の旅客数は約3万人で、コロナ禍前の2019年度の約10%になる見込みです。

国内線の旅客数は約127万人で、国際線とあわせると2019年度の約65%程度となる見込みです。

新年度は、コロナ禍前の90%まで回復させるのが目標で、札幌や仙台、東南アジアからのチャーター便の誘致を行います。

また、国内線の搭乗施設やチェックインカウンター棟の増設など、コロナ禍で中断していたターミナルのリニューアルも進める予定です。

(高松空港/小幡義樹 社長)
「一刻も早くコロナ前の状況に戻して、やはりこれから成長を遂げていくためには少し空港のキャパシティーを広げていかなければいけない」

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