金澤志奈「すごい的確」 元世界ランク1位からの金言でショット好調

金澤志奈が10位発進。申ジエからのアドバイスに感謝した(撮影/奥田泰也)

◇国内女子◇Tポイント×ENEOSゴルフトーナメント 初日(17日)◇鹿児島高牧CC(鹿児島)◇6419yd(パー72)

ツアー初優勝を目指す金澤志奈が4バーディ、ノーボギーの「68」でプレー。首位に3打差の4アンダー10位と好位置につけた。

「アンダーで回れて良かった。ショットが先週、先々週と比べてすごい良くなった」

ショットの好調には理由がある。開幕前日の練習ラウンドでは元世界ランキング1位の申ジエ(韓国)から金言を受けた。オフには約1カ月間、オーストラリアで合宿を張った仲だ。

「アドレスの肩の向きを意識した。右肩が少し前に出ていて、きのう直してそれがうまくいった。すごい的確なアドバイスをもらった」

前半2番は120ydからPWで50cm、続く3番(パー3)は165ydから6Iで1mにつけて連続バーディ。フェアウェイは狭く、ドッグレッグの多いコースだが、フェアウェイキープ率は93%(13/14)を記録した。

「グリーンも硬くて難しいので、どのくらいスコア出るかわからないけれど、自分のプレーしっかりと頑張りたいです。このコースも大好き」。ツアー初優勝に向けて3打差を追いかける。(鹿児島県姶良市/玉木充)

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