毛籠勝弘氏が昇格へ マツダ 5年ぶりに社長交代

自動車メーカーのマツダが5年ぶりの社長交代を発表しました。

マツダ 毛籠勝弘取締役専務執行役員「大きな変化の波を乗り越えていくために全員の力と知恵を結集させていきたいと思っています」

社長に昇格する毛籠勝弘氏は1983年に入社し、主に営業部門を担当しました。2016年からは北米法人の社長兼CEOを務め、ブランド価値経営を定着化させました。2021年からはマツダの取締役専務執行役員として広報や渉外などを統括しています。

また今回の人事により丸本明社長は相談役に退き、菖蒲田清孝会長は留任するということです。

6月に社長に就任する毛籠勝弘さんは去年の年末に丸本社長から「新体制について頭の体操しといてくれないか」と1対1のミーティングで言われて、正月中は頭を悩ませていたということです。

その時は意外で覚悟もできていなかったものの1月末には新社長になることを決めたということでした。

また、会見では意気込みとして2つのことをやりたいと話していました。

①成長軌道に乗せる↓現在展開する

大型SUV・CX-60などのラージ商品群を成功に導きたい。

②全社的な原価低減活動

サプライチェーン全体で将来的なカーボンニュートラル(製造過程の脱炭素、電気自動車開発など)に向けた布石を打っていくと話していました。

マツダの新体制は6月の株主総会後に正式に決定します。

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