【ジュネーブ共同】ドイツ・オリンピック委員会は17日、ウクライナに侵攻したロシアと支援したベラルーシの両国選手について、国際大会からの除外継続に賛成すると発表した。声明で「戦争のプロパガンダを目的とした選手の参加や成功を悪用させてはいけない」と訴えた。ロイター通信が報じた。
来夏のパリ五輪で両国の参加を理由にボイコットすることには反対の姿勢を示した。両国選手を巡っては、国際オリンピック委員会(IOC)が「中立」の立場などの条件付きで大会復帰を検討。反発するウクライナ・オリンピック委員会は五輪ボイコットも辞さない構えを見せている。