
熊本県山鹿市鹿北町と、隣接する福岡県八女市立花町の飲食店11店が20日から、地元産タケノコを用いたグルメフェア「たけんこ街道」を始める。4月20日まで。
熊本県林業振興課によると、2021年のタケノコ生産量は福岡県が全国1位(4386トン)で、熊本県は4位(2286トン)。山鹿市は県内一の産地で、フェアは消費拡大を図ろうと、鹿北町の飲食店が開き15回目。20年から国道3号でつながる立花町の店も加わった。
鹿北町の8店のうち、初参加の道の駅・小栗郷「おぐりの樹」は、しょうゆ味のタケノコを挟んだバーガーを1日10個限定で売り出す。「シャキシャキした食感を楽しんで」と道の駅の中島菜穂さん(32)。カフェ「琥珀[こはく]の刻[とき]」はピザが人気。レストラン「おあしす」は特産の茶葉で味付けしたスパゲティを提供する。
一部の店は要予約や数量限定。詳細は市観光サイト「山鹿探訪なび」で。たけんこ街道協議会☎080(8558)7896。(猿渡将樹)