MotoGP開幕戦でラルフ・シューマッハーがウイリアムズFW25でデモ走行/第1戦ポルトガルGP

 3月17日、ドルナスポーツは3月24〜26日にポルトガルのアルガルベ・インターナショナル・サーキットで開催されるMotoGPの開幕戦ポルトガルGPで、ラルフ・シューマッハーが『Williams FW25』によるデモ走行を行うと発表した。

 ラルフ・シューマッハーは、ミハエル・シューマッハーの実弟であり、1997年から2007年までの間にジョーダンやウイリアムズ、そしてトヨタでF1のトップドライバーとして活躍してきた。また、フォーミュラニッポン(現スーパーフォーミュラ)の初代チャンピオンでもある。

 そんなラルフ・シューマッハーが、ロードレース世界選手権の開幕戦となるMotoGP第1戦ポルトガルGPでデモ走行を行う。使用されるマシンは、2003年にファン・パブロ・モントーヤとともにドライブした『2003 Williams FW25』だ。

F1マシンの2003 Williams FW25

 2003年に、BMWウイリアムズF1チームから参戦したラルフ・シューマッハーが、第9戦ヨーロッパGPと第10戦フランスGPで優勝を挙げ、ランキング5位で締めくくった際のマシンだ。『2003 Williams FW25』は、BMW V10 P83のエンジンが搭載されており、最高回転数19,300rpm、900馬力以上を発揮する。

 デモ走行は、25日と26日で各1度ずつの計2度行われる。25日は、MotoGPクラス公式予選終了後の日本時間20時45分から、そして26日はMotoGPクラスのレース前となる日本時間21時10分からとなる。いよいよ幕が明ける2023年MotoGPの開幕戦とスペシャルなゲストドライバーによるデモ走行に注目だ。

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