北朝鮮、2200億円窃取 仮想通貨、サイバー攻撃で

北朝鮮関連ハッカーが盗んだ暗号資産(仮想通貨)の推移

 2022年に北朝鮮関連のハッカーがサイバー攻撃によって盗んだ暗号資産(仮想通貨)は、約16億5千万ドル(約2200億円)相当に上るとみられることが、米仮想通貨分析企業のチェイナリシスの調査により18日、分かった。北朝鮮が1年で盗んだ仮想通貨としては被害額は過去最大。盗んだ仮想通貨を核・ミサイル開発の資金源にしているとみられる。

 チェイナリシスによると、北朝鮮関連ハッカーの仮想通貨の窃取額は16年に約150万ドル、21年に約4億2千万ドルとなり、22年は21年の約4倍の約16億5千万ドルになった。(共同)

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