【19日(日)の天気】冷たい雨から一転 全国的に晴天で東・北日本は前日より大幅に気温上昇

 19日(日)は西日本から北日本にかけて、朝から穏やかによく晴れる見通し。日差しは暖かく、東京や仙台などは前日より5℃以上と大幅に気温が高くなる予想だ。
 20日(月)も晴れるものの春分の日・21日(火・祝)は西から天気が下り坂で、22日(水)以降はまるで梅雨のようなぐずついた天気となりそうだ。

さくらよく映える青空広がる

 18日(土)は低気圧や前線の影響で雨や雪が降った所も19日(日)は天気が回復する見込み。大陸から移動してくる高気圧に覆われ、西日本から北日本の広い範囲が朝から夜にかけて穏やかに晴れそうだ。さくらが開花した地域では、青空にさくらがよく映える見込み。
 ただ、沖縄は湿った空気の影響で雲が広がり、午前を中心に弱い雨が降りやすい見通し。

前日との気温差大 体調管理に注意

 19日(日)朝の最低気温は前日より低く、この時季らしいヒンヤリした空気になりそう。ただ、昼間は日差しに押されて気温はぐんと上がる見込みだ。
 最高気温は平年より3℃前後高い所が多い予想。18日(土)は昼間10℃に届かなかった東京では15℃と日差しの暖かさが戻りそうだ。西日本ではコートいらずの陽気になる見通し。

 多雪地では雪解けが進むため、なだれや落雪などに注意したい。なお、雨上がりに晴れて気温が上がるため、花粉は非常に多く飛びそう。

祝日・春分の日は西から天気下り坂に

 20日(月)も高気圧に覆われて、東日本や北日本を中心によく晴れる所が多い見込み。昼間は引き続き春本番の暖かさで、西日本や東日本ではさくら開花の便りが続々と届きそう。ただ、大陸から前線を伴った低気圧が近づくため、西から天気はゆっくり下り坂の見通し。

 春分の日・21日(火・祝)は西日本で雨が降り、22日(水)以降は前線が日本付近に停滞するため東日本や東北でも雨の日が続きそうだ。雨は降っても気温は平年より高い日が多く、まるで梅雨のような天気になる見通し。
 この先はぐずついた天気が続くため、晴れ間を有効に使うよう心掛けたい。

(気象予報士・鈴木悠)

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