
石川県の北陸新幹線県内全線開業カウントダウンフォーラムin金沢は18日、金沢市の北國新聞赤羽ホールで開かれた。約500人を前に、鉄道ファンで知られる漫才コンビ中川家の礼二さんとタレントの村井美樹さんがものまねを交えながらスペシャルトークを繰り広げ、「首都圏からの観光客が増え、全線開業で石川全体がさらに盛り上がってほしい」と1年後の敦賀延伸を心待ちにした。
礼二さんは、敦賀開業後の楽しみに食を挙げ「朝は福井、昼は石川、夜は富山で食事し、加賀温泉に泊まれるようになる。回転ずしのはしごがしたい」と語った。新幹線のトイレや車掌、特急雷鳥の車内メロディーのものまねもし、会場を盛り上げた。
村井さんは17日に石川に入り、小松、加賀温泉の両新幹線駅を見学した写真を披露。トーク前には金沢城公園を巡って旅を満喫したことを紹介し「北陸のお城巡りや酒蔵巡りをしてみたい。小松や加賀では盛り上がっている空気を感じて、わくわくした」と話した。
スペシャルトークに先立ち、「ほくりくアイドル部」が開業応援ソング「かがやきストーリー」を披露した。馳浩知事が「明るく元気な雰囲気で県内全線開業を迎えたい」とあいさつ。開業に向けた県内の民間団体による取り組みも報告された。