80年代の女子プロ界を席巻した最凶レスラー、“命懸け”で太っていた過去を告白「寿命が縮むからねと言われながら…」

毎週木曜深夜に放送されているテレビ番組「じっくり聞いタロウ~スター近況(秘)報告~」(テレビ東京系)。

3月16日の放送では、かつて日本女子プロレス界のレジェンドとして活躍したブル中野さんが登場し、体重増加のために驚愕の行動に出ていたことを明かしました。

(画像:時事)

■80年代の女子プロ界を席巻した“最凶レスラー”ブル中野、現在の体重は現役時代の半分以下に!?

ブル中野さんは1983年に15歳で女子プロデビューを飾ると、その後はダンプ松本さんらと組んだ悪役軍団「極悪同盟」の一員として、1980年代の女子プロ界を席巻した“最凶レスラー”として知られています。

次長課長・河本準一さんは「泣く子も黙るっていうくらいの悪役レスラーの方で、一世を風靡したっていう。本当に怖いっていうイメージが」と話した後、当時の画像を公開すると、今とは違いすぎる風貌に、当時を知らない出演者から「嘘でしょ?」「信じられない」といった声が飛び交います。

現在は悪役レスラー時代の面影は全く見えず、当時115kgだった体重は今や半分以下の50kgまで落ちていたのです。

ネプチューン・名倉潤さんは「元々骨太でこういう体型の人なんやろうと思っていたよね。こんなにほっそりするとは思わへんかった」と話しました。

■ブル中野、現役時代の体型は“命懸け”で作り上げられたものだった!?「どうにかしなくちゃと思って…」

そんなブル中野さんは「絶対に大きくなろうと思って、100kgになりたかったんです。3桁に。それになるために頑張って練習したり、食べたり、色々やったんですけど、92kgまでしか太れなくて」と現役時代を振り返ります。

どれだけ工夫しても目標の100kg台に手が届かなかったブル中野さんは「どうにかしなくちゃと思って、最後は男性ホルモンステロイドを打ったりして」と衝撃の告白。

「(男性ホルモンステロイドを)打つ度に、リングドクターの先生に『これ打つと寿命が縮むからね』と言われながら、『はい! お願いします!』って言って打ってもらっていました」と続け、当時の体型は命懸けで作り上げられたものだったと明かしました。

■男性ホルモン注射に手を正したブル中野、続々体の一部が“男性化”!?

男性ホルモン注射に手を出したブル中野さんは、当時体にある異変が起こっていたそうなんです。

「段々ステロイドとか打っていると、(異変も)ありました。男性化してきちゃうんで、まず生理が止まって。その後にすね毛が生えてきちゃったんですよ。で、髭も生えてきて」と明かしたブル中野さん。

「最後は声が枯れて、低い声になってきちゃって。昔は会場の真ん中にリングがあって、その1番端っこのお客さんまで声を届けなくちゃいけないっていうか、『このヤロー』とか『チクショー』とかなんでもいいんですけど、大きい声で言わなくちゃいけないんですけど、声が掠れちゃってるから出ないんですよね」と話します。

このような悩みに直面したブル中野さんですが、「その時はもう100kg超えていたので、打つのをやめました」と述べ、スタジオを驚かせました。

ネット上では、「衝撃」「え?!ブル中野さんって太る為に男性ホルモン打ってたの!」「ブル中野超痩せて綺麗になってる!」といった驚きの声で溢れました。

女子プロレスラーとしてのプロ意識が誰よりも高かったからこその行動だったのでしょう。

現役時代とは全く異なる風貌に驚かれた方も少なくないのではないでしょうか。

【番組情報】
じっくり聞いタロウ~スター近況(秘)報告~
https://tver.jp/lp/episodes/epeppz06on

(文:横浜あゆむ/編:おとなカワイイwebマガジンCOCONUTS編集部)

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