先着500人に配布!「JR因美線津山―鳥取駅間の全20駅を載せた”因美線駅カード”を発行」/ 岡山県、鳥取県

岡山、鳥取両県は、JR因美線津山―鳥取駅間の全20駅を載せた「因美線駅カード」を発行した。横山の津山駅観光案内所ほか3カ所で、同路線の利用者を対象に各所先着500人に配っている。8月31日まで。なくなり次第終了する。
因美線の利用促進や普及、沿線地域の活性化につなげようと連携して初めて実施。カードは横9㌢、縦6㌢の大きさで、昭和初期の駅舎が残る「美作滝尾駅」をはじめ、2015年に建て替えた鳥取県の「郡家駅」などの写真を表面に、駅の特徴や所在地、歴史といった情報を裏面に記載している。
全20種を4セットに分けて配布しており、津山駅観光案内所では、乗車切符などを見せると、津山―美作河井駅間の計8駅のカードがまとめてもらえる。そのほかは鳥取県の智頭駅、郡家駅八頭町観光協会、鳥取駅鳥取市観光案内所で手に入れることができる。
また津山、鳥取駅の観光案内所では、4カ所を巡り、カードすべて手に入れた計500人にオリジナルカードフォルダーをプレゼントしている。
大阪府から来津したという黒坂好子さん(49)は「息子は電車に乗るのが好きな”乗り鉄”。おもしろい企画があることを教えたい。夏休みに家族で利用しようと思う」と話した。津山市観光協会は「多くの人にローカル線の魅力を感じてもらいたい。この機会にぜひ」とPRしている。

© 津山朝日新聞社