オープン戦23日目 レンジャーズ・筒香が途中出場でタイムリー放つ

日本時間3月19日、メジャーリーグはオープン戦23日目を迎え、筒香嘉智がマイナー契約の招待選手としてスプリング・トレーニングに参加しているレンジャーズはエンゼルスと対戦。5回表に2点を先制したレンジャーズが徐々にリードを広げていき、6対2で勝利を収めた。ベンチスタートとなった筒香は6回裏から一塁の守備に就き、7回表の第1打席でリードを3点に広げる貴重な追加点となるタイムリー。2打数1安打1打点の活躍でチームの勝利に貢献した。オープン戦は打率.316と好調を維持している。

レンジャーズはエンゼルス先発のグリフィン・キャニングを攻略できず、5回表二死まで無得点。しかし、グリフィンが降板すると、2番手ライアン・テペラからババ・トンプソンがヒットを放って出塁し、マーカス・セミエンの1号2ランで先制に成功した。

7回表は連打で無死1・2塁とし、トンプソンが空振り三振に倒れたあと、筒香がセンターへのタイムリーを放って3点目。8回表は一死2塁からキャメロン・コーリーのタイムリー、エゼキエル・デュランのタイムリー三塁打などで3点を追加し、リードを6点に広げた。

8回裏に6番手のジョシュ・スボーツが二死満塁のピンチを招き、プレストン・パルメイロのタイムリーで2点を返されたが、7番手のホセ・レクラークが最後の4アウトを取って試合終了。6対2でエンゼルスを破った。

途中出場して7回表の第1打席でタイムリーを放った筒香は、9回表の先頭打者として迎えた2打席目でショートゴロ。2打数1安打1打点で、オープン戦7試合の通算成績は19打数6安打、打率.316、1本塁打、6打点、OPS.876となっている。

フロリダ州で行われているグレープフルーツ・リーグはカージナルスが12勝6敗で首位。一方、アリゾナ州で行われているカクタス・リーグでは、消化している試合数の関係により、12勝5敗のドジャースが16勝7敗のロイヤルズに1ゲーム差をつけられながらも最高勝率という逆転現象が起こっている。エンゼルスも13勝6敗と好調だ。

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