20日(月) 貴重な広い範囲での晴天 日ざしを有効に

20日(月)全国の天気と降水確率

 20日(月)にかけては、全国的に晴れる所が多い見込み。ただ、広い範囲での晴天はいったん20日までの予想で、貴重なものとなりそうだ。日ざしを有効に活用したい。

火曜日は西から雨の範囲が広がる

20日(月)午前9時の予想天気図と雨雲の予想

 20日にかけて、日本付近は高気圧に広く覆われる見通し。このため、全国的に晴れる所が多くなりそうだ。ただ、気圧の谷や湿った空気の影響で、沖縄では雨が降りやすく、九州南部でも夕方以降は雨の降り出す所がありそうだ。

21日(火)~26日(日)までの天気・気温の予想と21日(火)夕方の天気分布予想

 21日(火)になると、雨の範囲は西日本各地にも広がり、その先も週後半にかけては全国的に曇りや雨の日が多くなる予想。20日にかけての広い範囲での晴天は貴重なものとなる見込みで、日ざしを有効に活用したい。

昼間は桜が咲き進む暖かさも朝は冷える

20日(月)予想最高気温

 20日の日中の気温は、日曜日よりも高い所が多く、関東から西の太平洋側を中心に20℃近くまで上がる見込み。東京の最高気温も19℃と、4月中旬並みの陽気となりそうだ。この暖かさで桜の開花もさらに進む見込み。

20日(月)予想最低気温と19日(日)午後4時40分に発表中の霜注意報

 ただ、朝は放射冷却が強まり、冷え込む予想。19日夕方の時点で、霜注意報が九州から東北南部にかけての各地に出されている。農作物の管理などには注意が必要だ。

(気象予報士・佐々木聡美)

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