バイク免許を取るならいつがいい? 教習指導員がお得なシーズンなどを紹介!

季節を楽しむツーリング。いつかあこがれていた生活、今シーズンこそ手に入れよう。

皆さんこんにちは!
教習指導員の森モトヒロです。
今年こそバイク免許取得にチャレンジ!」とお考えの方なら、教習所に通うのが一般的。
そこで今回は免許取得にむけて教習所に通い始めるおススメの時期をご紹介したいと思います。

【1月~3月】ほとんどの教習所は繁忙期

最も混雑する時期。この期間のみ二輪教習を行っていない教習所もあります。

卒業を控えた高校生や大学生が、新生活に備えて教習所に通所する時期になります。特に技能教習に関しては、教習所の指導員総出で四輪車の教習を担当することが多いため、二輪教習の実施時間を減らす場合もあり、教習の配車予約が希望どおりに入りにくい模様。

また、地域により教習コースが積雪、凍結が予想されることから、厳寒期には二輪教習を実施しない教習所もあります。入校から卒業まで時間がかかりそうな時期ですね。ただし、5月のGWにデビューを飾るなら早々に手続きを開始してくださいね。

【3月下旬~6月(梅雨入りまで)】バイクシーズン到来!入校キャンペーンを見逃すな!?

GWにライダーデビュー!観光とバイクを同時に楽しむ。贅沢の極み。

教習所の繁忙シーズン終盤になり気候も温かくなる時期。
注目したいのは新シーズンに向けて教習所が実施する「入校キャンペーン企画」。各教習所により内容は異なるものの、お得な条件で教習できるチャンス。免許取得をお考えの方は教習所のSNS等をフォローし、情報をチェックしておくと良いかもしれません。

また、比較的温暖な時期なので、モチベーションも低下しにくく、身体も動きやすいため運転に集中し効果的に教習を進めていける時期といえるでしょう。このような理由により二輪教習生が多く集まることも想定しておきましょう。

【6月(梅雨)~7月】長雨や猛暑によるダウンに注意!

急な天候の変化に注意です。合羽や着替え等は備えあって憂いなし。荒天ともなると落雷の危険性から教習中止する場合もあります。天気予報をチェックし、気が乗らなければ事前に教習予約キャンセルを考えておきましょう。ただし、無断キャンセルはご法度。運転も教習もルール尊守でお願いします。また、日に日に気温が上昇する時期で身体も慣れていない場合、蒸し暑さと相まって熱中症にならないように水分補給を怠らないようにしましょう。

【7月~8月】夏休み期間は教習所の「第2繁忙シーズン」

暑くても、長袖着用!身だしなみが大事。

とにかく「暑い!」

学校が夏季休暇ということもあり、春と同様に学生を中心に混みます。
でも混むこと以上に大変なのが暑さです。二輪教習では長袖、長ズボン、ライディンググローブ、ヘルメットを装着するので熱中症に注意してください。喉が乾いてから水分を補給するのでは遅いので、こまめに補給しましょう!

【9月~12月】温泉、紅葉、季節の食事とツーリング目的が目白押し!

近所でも素敵な写真を撮れる季節。

個人的にバイクに乗るなら秋が一番好きです。春と同様に比較的過ごしやすい気候のため、教習のモチベーションが下がりにくいかもしれません。とはいえ、教習で体を動かすようなことがあれば、汗をかくこともあります。熱中症と風邪対策は万全にしておきましょう。おおむね11月になると、本格的に寒くなりはじめるので寒さ対策も考え、早期に卒業できるように予定を進めていきましょう。

二輪教習を開始における心構え

転倒する乗り物ということは周知の事実。たとえ立ちゴケ程度でも、下半身等(脚部)へのダメージを避けることは困難です。各教習所の指示をよく守り、大きなケガの無いよう注意して教習に励んでください。

急な天候の変化に備えとしてのレインウエア等の装備はもちろん、サマーシーズンは熱中症、ウインターシーズンは防寒対策にも万全を喫しましょう。

まとめ

このように紹介させていただきましたが、教習開始後はできる限り、早期卒業できるように計画を練りましょう。「前回の教習が一か月前……」なんて事になると、身体が鈍って課題コースをクリアできなくなることも実際にあります。ライダーデビューを飾りたい!と思う方は、お近くの教習所に問合せしてみましょう。今年こそ、いつか憧れた世界に一歩踏み出してみませんか。

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