県レスリング協会が70周年祝う 岡山で式典、古川副会長の受章も

一層の発展を誓った岡山県レスリング協会の70周年記念式典

 岡山県レスリング協会(梶川政文会長)の創立70周年記念式典が19日、岡山市内であり、関係者らが節目を祝うとともに、さらなる発展を誓い合った。

 4月から県協会理事長に就任する横山茂嘉氏が「皆さまの力強いご支援があってこの日を迎えられた。伝統あるレスリング、そして協会を前に進めていかなければいけない」とあいさつ。県協会発足からの歩みを、出席した約100人の競技関係者らと振り返った。

 昨秋の叙勲で旭日単光章を受章した県協会副会長の古川興幸氏(79)の祝賀会も併せて行われた。岡山日大高(現倉敷高)の初代監督として同高を30度の全国高校総体出場に導き、五輪選手や国体王者らを数多く育てた古川氏は「県レスリング界発展のため、さらにまい進したい」と謝辞を述べた。

 式典は新型コロナウイルスの影響で開催を1年延期していた。

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