「政治を変えよう」 立憲民主党・泉健太代表が上越入り

 国政野党第1党の立憲民主党の泉健太代表(衆院・京都3区)が19日、次期県議選上越市選挙区で同党が推薦している立候補予定者の来援で上越市入り。街頭2カ所で候補予定者と党への支持を訴えた。

街頭で候補予定者と党への支持を訴える泉氏(19日午前11時20分、上越市大貫4)

 泉氏は岸田政権の新年度予算を検証。最初に防衛費に言及し「かなり急激でバランスが悪い」とし、「安全保障には防衛費だけではない。食料安全保障、経済安全保障の観点もある」と強調。子ども・子育て予算、農林水産業予算ともバランス感覚を欠いていることを指摘した。
 エネルギー政策では、原発依存からの脱却と自然エネルギー、再生可能エネルギーなどとの複合利用、また老朽化し断熱効果の低い住宅リフォームの地元業者発注による産業政策の視点を例示。最後に「とことん政治を変えるために力を合わせよう」と訴えた。
 県議選上越市選挙区(定数5)には、いずれも自民現職3人、無所属新人3人が立候補を予定している。

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