新庄村のさらなる発展へ決意新た 村制施行150周年記念し式典

村制150周年の節目を祝った新庄村の記念式典

 岡山県新庄村は19日、村制施行150周年を祝う記念式典を村ふれあいセンターで開き、約80人が村の歩みを振り返るとともに、さらなる発展に向けて決意を新たにした。

 住民や村幹部、近隣自治体の首長らが出席。村民の和太鼓グループ「新庄太鼓」の演奏で式が開幕し、小倉博俊村長が「村民一丸となって地域活性化に取り組んできた。今後も自信と誇りを持ち、村づくりに挑戦し続ける」と式辞を述べた。

 行政や芸術、農産業などの分野で村の発展に尽くした村出身者ら6個人と3団体に表彰・感謝状を贈呈。特産のもち米をPRする「ひめのもち大使」の大相撲・芝田山親方(元横綱大乃国)によるビデオメッセージも披露された。

 新庄村は1872年の誕生以来、合併せずに単独村制を継続。人口は2月末時点で848人と、県内で最も少ない。

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