【移籍情報】松岡大起「僕にとって清水エスパルスとサガン鳥栖は最高に大好きなクラブです」。2部グレミオ・ノボリゾンチーノに期限付き移籍

「経験したことない未知の世界にチャレンジすることが自分にとって大きなプラスになると考えました」

J1リーグ清水エスパルスは3月19日、MF松岡大起(MATSUOKA Daiki)がブラジル2部グレミオ・ノボリゾンチーノに期限付き移籍することが決定したと発表した。移籍期間は2023年3月22日から11月30日まで。

松岡は3月21日の一般公開練習で、 練習前にあいさつする予定。これまでのキャリアは、ソレッソ熊本U-12 ― ソレッソ熊本U-15 ― サガン鳥栖U-18 ― サガン鳥栖 ― 清水エスパルス。

これまで各年代別の日本代表、そして日本代表にも選出されてきた。

通算成績はJ1リーグ113 試合・0得点、J2リーグ3試合・0得点、ルヴァンカップ11試合・0得点、天皇杯6試合・0得点。

松岡はクラブを通じて、次のようにあいさつしている。

「どんな時も応援してくださり、本当にありがとうございます。

この度、海外でチャレンジすることになりました。

自分自身、たくさんの方々に支えられて今があると思っています。エスパルスの選手として、開幕直後にチームを離脱することは、日々苦楽を共にした選手、監督をはじめとするコーチングスタッフ、どんな時も熱いご支援をしてくださるパートナーの皆様、いつもたくさんの笑顔と大きな声援で応援してくれるファン・サポーターの皆様に対し、申し訳ない気持ちでいっぱいです。

このオファーをいただいた時、率直に嬉しさとワクワクする自分がいました。そして、経験したことない未知の世界にチャレンジすることが自分にとって大きなプラスになると考えました。

このタイミングで行かなければ、いちサッカー選手として必ず後悔すると思い決断しました。この決断は、サガン鳥栖から清水エスパルスに移籍した時と同じ感覚で、未知の世界にいくという部分では初めての感覚もあります。

今まで育てていただいた方々には感謝しかありません。エスパルスにきた時、エスパルスを勝たせるんだ、活躍して海外に行くんだという思いで日々全力でプレーしていました。

その思いとは裏腹に、上手くいかないことが多くあったり、ケガで長い間戦列を離れてしまったりと、今までにない経験をたくさんしました。

しかしその経験ができたことは自分の成長にとって、とても大きなものとなりました。 この経験があったからこそ今の自分がいますし、今後の未来に繋がるようにやっていきます。

僕にとって清水エスパルスとサガン鳥栖は最高に大好きなクラブです。自分自身を人間として、たくさん成長させてくれたクラブだと心の底から思います。

この両クラブで学んだものを最大限に発揮してチャレンジしてきます。常に行動が言動よりも上回るよう結果を求め日々精進します。

これから先どんな事があろうと、サッカーを楽しみ、明るく自分らしく突き進んでいきます。 どでかいものを掴み取りに行ってきます。

本当にありがとうございました」

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