BMW、2023年のMotoGPで使用するセーフティカー『M2』を公開。1999年から25年目の供給

 BMWは3月16日、2023年シーズンのロードレース世界選手権MotoGPで使用するセーフティカー『BMW M2 MotoGP』を公開した。

 MotoGPは四輪レースとは異なり、レース中にセーフティカー先導で走行することはないが、セーフティカーやセーフティバイク、そしてメディカルカーを導入している。セーフティカーはセッション前や、セッション中にトラック上で問題があり赤旗が掲示された際などに、コースを走り路面を確認する役割がある。

 1999年からはロードレース世界選手権のオフィシャルスポンサーとして、BMWの研究開発部門であるBMW・M社がオフィシャルカーの供給をしており、今年で25年目を迎える。

 昨年は『M2 CS Racing』を使用したが、2023年は昨年10月に発表された新型の『M2』をベースとしたクルマが導入されることが決定した。

 M2は460馬力の直列6気筒エンジンが搭載されており、セーフティカーで使用するため、ロールバーやレカロシート、ルーフバー、リヤウイングや消火器も装備。例年と同様のMカラーにMotoGPのロゴがあしらわれている。

 そのほかのセーフティカー、メディカルカーも用意され、セーフティバイクは『M1000RR』を供給するという。

2023MotoGP:セーフティカーとして使用されるBMW M2 MotoGP
2023MotoGP:セーフティカーとして使用されるBMW M2 MotoGP
2023MotoGP:セーフティカーとして使用されるBMW M2 MotoGP
2023MotoGP:セーフティカーとして使用されるBMW M2 MotoGP
2023MotoGP:セーフティカーとして使用されるBMW M2 MotoGP

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